なせば成る!菊川工場 NEW FACE
2025年10月10日 08:57
菊川工場に加工の技術者がやって来た!
前回のブログで紹介した加工の技術者のKさんが、今月入社。真面目で温厚な人柄で菊川工場にも馴染んでいる?
さて、菊川工場では、スタッフ一人一人の写真と共に一言コメントを掲載しているため、Kさんにもコメントを
もらいたいと伝えると「なせば成る!」と書いてくれた。
「なせば成る。なさねばならぬ何事も!」という有名な名言を思い出したのだが、一体誰が言ったものか
すっかり忘れてしまったため、調べてみると、江戸後期の米沢藩主「上杉鷹山」が、努力すれば達成できるが、
努力しなければ何も達成できないということを歌った短歌だという。興味を持ったので、もう少し読み進めて
みると、鷹山は御家や領地を努力と知恵と実行力で立て直し、日ごろから質素倹約で蓄えていたため、大飢饉でも
領民は1人も亡くなることもなかったという。鷹山は危機管理意識が高く、現代でもビジネスのモデルとして
尊敬させれている人物。
そんな名言からのコメントを書いてくれたKさん。これからも切磋琢磨して加工の高みを目指していくのだろう。
そして、7年ぶりに、入社試験での模型飛行機製作が復活した。Kさんは、ものづくりが大好きだとの言葉通り、
丁寧にきれいに、ちゃんと飛ぶように作ってあった。(写真)。
三鷹光器の中村社長は、雑誌のインタビューで「ものづくりの基本は、見ること。さらに見ること。そして見ること」
そして「やってみる。つくってみる。描写してみる」とおっしゃっているように、その精神を受け継いで、
模型飛行機の製作、電球や電池の描写の試験を行っている。更に以前は、焼き魚の食べ方の試験まであったという。
魚の構造を理解して、血合いや骨を取り除いているか、またその人の性格や育ち、手先の器用さまで見るというから、
私がその試験を受けていたら採用されなかったかも・・・。社内で、お墨付きの不器用なのだ(笑)。