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アルミ鋳物でできた将門橋 掛川市十九首

アルミ鋳物でできた将門橋 掛川市十九首

2024年12月03日 14:21

アルミ鋳物で できた将門橋 


掛川市十九首菊川市隣の掛川市に十九首という町があり、平将門と家臣19名を祀る塚がある。

今回着目したのは、その首塚の横に流れる逆川にかかる橋、『将門橋』の欄干。

なんとアルミ鋳物でできた珍しい欄干。これを見つけた主人が「珍しい橋だ」と興味深そうに眺めていた。

「銘板も鋳物だ」とうれしそう。やはりアルミ鋳物に携わる者が目にいくのはそんなところ・・・(笑)

主役の平将門について

平将門は、関東を制し君臨したが、朝廷への反逆者とみなされ、天慶3年(940年)に藤原秀郷軍によって討伐された。

平将門と家臣18名の首は、京に運ばれる途中、この地で京から派遣された勅使と会ったため、ここで検視を受けたのち

埋葬されたという伝説が残っている。

平将門を討ち取った藤原秀郷は、この地に19の首を手厚く葬り、これが十九首塚であり、また首と共に持ってきた剣、

白と黒の犬の描かれた2本の掛け軸、念持仏も近くの東光寺に納めたという。

そしてこの首実検の際に首を川に並べ掛けたところから、この地を「掛川」と呼ぶようになったとの説もあるようだ。

将門の塚だけが残っていたのだが、近年新たに作られた家臣の名を刻んだ石碑を周囲に配している(写真)


一見、鋳物に見えないのだが・・・


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